Baby Nana 4

さぁ、いよいよ退院の日がやってきた。
日本から用意していた退院用の着ようと思っていたワンピースドレスなのだが
恐ろしいことに、後ろのファスナーがやっと閉じるか閉じないかというような事になっていた。
勿論洗濯で縮んでしまったのではない。
このドレスは妊娠5,6ヵ月の頃に悠々と着ることの出来ていた物のはずなのに!であ
る。
やはり比較対照するサイズが日本と違い、ぽっちゃりさんに優しい国なので
あの恐ろしい体重の数字は体重計の間違いでないことがこの時身にしみて分かった。

しかしそれ以外のフォーマルな白系統のドレスはこれのみであったので
仕方なく着ることにした。

さて、何故白系統にこだわったのか、と言うとガーナの風習として
出産を終えた女性はある一定の期間白い服を着るのが風習なのだそうだ。
はじめ夫や義姉たちは白いドレスを用意してくれると言ったのだが
金銭的心配ばかりを考えて、私が頑なに新しく買うことを拒否したのだ。
しかし、そんなに体がパツパツの状態になっていると知っていたら、
また、ガーナの風習をもっと素直に受け入れる事が出来たら、と
何故素直に買ってもらわなかったのかと、今ではかなり後悔している・・・

私の部屋の前はナースステーション、というかなり立地条件の良い部屋であったこともあり
私が退院すると言うことを聞きつけたナースや医師たちがワラワラと集まってきた。
そして記念撮影大会が盛大に始まった。
総勢十数人が私とBaby Nanaの退院を祝福してくれた。

退院する時、お世話になったお礼として炭酸飲料(昔ながらのビン入り)を2ケースほど
婦長に渡して皆で飲んでもらえるようにした。
本当にささやかなお礼ではあるが喜んでもらえた。
この婦長、まさに肝っ玉母さん風の豪快な人で私はとても好きだった。
母乳が出なくて困っている私を気遣って、何度も部屋に来て指導(結構荒っぽくはあったが)をしてくれたり、
本当に心の支えになってくれた人だった。

この次家族でガーナへ戻る日が来たら、空港からすぐのあの病院へ寄って
ナースや医師達に、あの小さかったBaby Nanaがこんなに大きくなったよと報告を是非したいと思う。



BabyNana3<<<

Coming Soon>>>